アンパンマンショー　Ⅰ

今から３年くらい前だったでしょうか？ 

ゴールデンウイーク前に,子供達が風邪をこじらせてしまい、

予定がつかなくて、どこにもいかず、

「今回のゴールデンウイークをどう過ごそうか？」

と思っていた時のことです。 

近くのショッピングモールにてアンパンマンショーを見にいったのでした。 

前の日の新聞の折込に、自宅近くのショッピングモールにて１１時からアンパンマンショーがあるとの情報を得ました。 

早速、家族会議にて「明日いこうね！」となりました。 

 

アンパンマンが大好きな娘(当時２歳くらい）は大喜びです！

「本物のアンパンマンに会えるね！」

「メロンパンナちゃんにも会えるかな？」

大興奮のウチの娘です！ 

 

その日の前日は酒をつつしみ、

体を清め、

アンパンマンショーに備え、

いつもより、少し早めに就寝したのでした！  

ウチの娘は少し興奮気味で、

少し寝付きが悪かったようでした！ 

 

そして、ついに、アンパンマンショー当日です！  

私は気合を入れて１０時には会場へ行って、

ステージ前のいい席をゲットしようと計画をしたのでありました。 

 

当時、２歳くらいの娘はアンパンマンが大好きで,

常にアンパンマンの話をしておりました。 

 

おもちゃなどはすべてアンパンマンで、

人形、おもちゃの楽器、ＤＶＤなどもたくさん買いました（買わされた）記憶があります。 

 

私も妻も娘につられて、

アンパンマンのキャラをほとんど全部わかるようになってました。 

 

アンパンマンの歌も、

ほとんど歌えるようになってしまいました。 

 

アンパンマンミュージアム（横浜）にも何回もいかされました。

  http://www.yokohama-anpanman.jp/main.html

 

ウチの娘はいつもＪ－ＣＯＭのＴＶで放送しているアンパンマンの番組をみている時、

アンパンマンがばいきんマンにやられてピンチになると、「アンパンマンがやられちゃった・・・・えーん」

と泣いておりました。  

 

そんな娘を見ていて

「ウチの娘は感受性が高いんだなー」

といつも女房と話しておりました。（親バカ？） 

 

当時、私はそんなウチの娘のために頑張って

「いい席をゲットしよう！」

として、

ショーの始まる一時間前の１０時には車を運転して、

気合を入れて家を出発したのでした。  

 

自然と自動車（トヨタマークⅡ平成１３年式）の運転にも気合がはいり、

アクセルもオーバー気味にふかし、

１０時１５分ころにはショピングモールに到着しました。 

 

  

   私はウチの娘の小さい手を引っ張り、猛ダッシュにてアンパンマンショーの会場につきました。 

　　が　しかし・・・・・・・・

  

 

もうすでに会場は満席となっていたのでした！

「ガーン」かなりのショックでした！

後ろの方で、立ってショーを見る事しか出来ませんでした。 

 “ゴールデンウイークだと言うのに,

こんなに沢山の子供連れの親子が地元にいるとは”？？？？？ 

「なんかゴールデンウイークに地元にいると、

負け組みの様な気がする」

と妻が以前言っておりました。 

 私は、その負け組みの一人として、

負け組みがたくさん周りにいたので少し

”ニヤリ”と安心したのでした。 

仕方なしに、後ろの方の立ち見の場所でアンパンマンショーを見ることになりました。 

「もっと前にいこうよ！」

とウチの娘がいいましたが、

「肩車してあげるね！」

となんとかごまかしました。

（当時２歳くらいのときは肩車が大好きでした！）

息子（１歳）と妻はベビーカーでショッピングモールの中に買い物にいってしまいました。 

立ち見で、ウチの娘を肩車してあげて、

アンパンマンショーを見ることとなりました。

  

予想どおり、最初は女性の司会者がでてきて、

「みんな大きな声でアンパンマンを呼ぼうねー、」

「せーのー　」

 「アンパンマンーー！！！！！！」

　とショーは始まっていきました。 

 アンパンマン、メロンパンナちゃん、

しょくパンマンなどが出てきて、

バイキンマン、ドキンちゃん、

ホラーマンをこらしめておりました。 

 それをみて、ウチの娘も肩の上で

“キャッキャキャッキャ”

と超ご機嫌でした。 

 

この様な感じでアンパンマンショーは続いていったのでした！

 ・・・・・・・・・

 しばらく時間が経過すると、

なんだか足腰が痛くなってきました。 

 ”じんじん・じんじん”

と腰の痛みが私の老体にしのび寄ってきたのでした。

４０歳過ぎの腰痛持ちの私にとってはかなりツライものがありました。

 （腰痛もちの方々、同情してください！） 

 「あと３０分以上、このまま娘を肩車して、果たして腰が持ちこたえられるのか？」 

 ”額には腰の痛みから来る油汗・・・・・・・”

 

「ほんとに、やばい！」 

 お父さんの運命はいかに？・・・・・・・・・

  つづく・・・・・・・・・ 

  

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