保険で備えられるリスクについて
目次
わたしたちを取り巻くリスクの種類
世帯主の突然の死亡、家族の病気、住宅の火災、自動車事故など、予期せぬ出来事により、思い描いてきた生活設計が狂ったり、一家の生活が困窮することが起こり得ます。わたしたちは毎日このようなリスクと向き合って暮らしています。リスクという言葉は、様々な意味に用いられますが、このうち主として保険が対象とするリスクは『損失という不利益を被る可能性』と定義できます。
保険が対象とするリスクを大きく分類すると、主に3つに分けられます。
①人的リスク
個人や企業経営者・従業員の死亡、けが、病気などによって、個人や企業等が経済的損失を被るリスクです。
また近年では、長生きにより、老後に十分な生活資金を確保できずに資金が枯渇してしまうかもしれないという「長生きリスク」もあります。
②物的リスク
自動車事故、火災や爆発、盗難、風水害、地震などによって、自動車、住宅・家財や店舗、工場、機械、商品などの財物に損害が発生し、個人や企業が経済的に被るリスクです。
これらの中には、火災で焼失した建物の再築中に生じる費用など、物的損害に伴って発生する「費用リスク」や、長期間にわたって休業を余儀なくされた結果、利益が減少する「休業リスク」も含まれます。
③賠償責任リスク
自動車事故などにより他人を死傷させたり、他人の財物を損壊させたりすることによって損害賠償責任を負い、個人や企業が経済的損失を被るリスクです。
まとめ
各保険会社が様々な保険商品を販売しており、その数は100種類を優に超えます。しかし大分類すると保険で備えられるリスクは3つとなります。
ご自身が加入されている保険、これから加入を検討している保険はどのリスクをカバーしてくれるのか。検討する際の参考にしていただければと思います。
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