雨入り前に確認!あなたの火災保険は『水災』に対応してる?

梅雨が近づくこの時期、毎年のように全国各地で「記録的豪雨」による被害が報じられます。河川の氾濫や土砂災害、都市部の浸水など、思いがけない水災は誰にでも起こりうるリスクです。

ところが、自宅の火災保険が「水災」に対応していないことに気づかず、いざという時に補償が受けられなかった――そんな声も少なくありません。今回は、火災保険の「水災補償」について、今のうちにチェックしておくべきポイントをわかりやすく解説します。

目次

「火災保険=火事だけ」じゃない!

名前は「火災保険」ですが、実際には火事だけでなく、風災・雹災・雪災・水災・盗難・破損など、さまざまな損害を補償する総合的な保険です。

ただし、水災(台風や豪雨による浸水、土砂災害など)に関しては、保険会社やプランによって補償の有無が分かれる点に注意が必要です。つまり、加入している火災保険によっては、水害による損害がカバーされないケースもあるのです。

水災補償が必要なのはどんな人?

以下の条件に当てはまる場合は、特に水災補償の必要性が高いといえます。

  • 川や海の近くに住んでいる
  • ハザードマップで「浸水想定区域」に該当する
  • 建物の構造が木造や軽量鉄骨
  • 1階部分に生活空間や貴重品がある
  • 地下室や半地下がある住宅
  • 高低差のある土地(谷・坂下など)に建っている

国土交通省のハザードマップポータルサイトを使えば、ご自宅周辺の水災リスクを簡単に確認できます。

国土交通省-重ねるハザードマップhttps://disaportal.gsi.go.jp/hazardmap/maps/index.html?ll=35.371135,138.735352&z=5&base=pale&vs=c1j0l0u0t0h0z0

水災補償が「外れている」パターンとは?

火災保険の保険料を少しでも安くしたいと考えるあまり、水災補償を外してしまう方も少なくありません。

たとえば、

  • 「マンションの高層階だから大丈夫」
  • 「過去に一度も浸水したことがない地域だから」
    という理由で水災補償を外してしまうと、予想外の豪雨で下層階が被災し、結果的に損害賠償や共用部の修繕費用が発生するケースもあります。

また、ネット保険や最短見積もりサービスで安易に選んだ場合、水災補償が最初から含まれていないことも多いので、契約内容をしっかり確認することが大切です。

「水災補償あり」でも注意!補償条件を確認しよう

水災補償がついていたとしても、支払い条件が厳しいケースがあります。

一般的に補償対象となるのは、

  • 床上30cm以上の浸水
  • 地盤面から45cm以上の浸水
  • 損害額が建物や家財の30%以上の場合

など、一定の基準を超えた被害のみです。

たとえば、玄関が濡れた程度や、カーペットが湿った程度では保険金が支払われないこともあります。契約時の約款や、補償対象になる被害の条件は、代理店や保険会社に確認しておくのがベストです。

水災時によくある損害と保険活用例

実際に水災で起こりうる損害と、火災保険の活用例をいくつかご紹介します。

損害の例保険でカバーされる?備考
自宅1階が浸水し、家具が水に浸かった◯(家財補償ありの場合)家財の評価額によって支払い金額が決まる
庭の塀が倒れた△(契約内容次第)屋外設備は対象外になることも
地下の駐車場が浸水し、車が故障×(火災保険では不可)車両保険が必要

ポイントは「建物」だけでなく、「家財」や「屋外設備」も補償対象になるかどうかです。

まとめ:今こそ保険証券をチェック!

大雨が降ってからでは遅すぎます。保険証券を確認して、

  • 水災補償が含まれているか?
  • 家財の補償もついているか?
  • 自己負担額(免責金額)はいくらか?

これらを事前にチェックしておきましょう。

もし契約内容が不安な場合や、最新のリスクに応じた見直しを検討したい場合は、保険代理店に相談するのが確実です。私たちのような代理店では、お客様の住環境やリスクに合わせて、最適な保険プランをご提案しています。

🌧雨が降る前の安心を、保険の見直しで。

この記事をきっかけに、火災保険の内容を見直して、もしものリスクにしっかり備えてくださいね。ご相談は無料ですので、お気軽にご連絡ください!

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